最近、AI界隈で衝撃的なニュースが飛び込んできましたね。あのOpenAIが、動画生成AIアプリ「Sora」のサービスを突然終了すると発表しました。公開からわずか半年ちょっとでの撤退劇ということで、驚いた方も多いのではないでしょうか。
今回は、なぜOpenAIがこれほど注目されていたSoraを急遽終了させたのか、私なりに調べてみた結果をまとめてみました。
※あらかじめお断りしておきますが、これはあくまで私が調べた範囲の情報を元にした「憶測」や「推測」が多分に含まれています。その点をご理解いただいた上でお読みください!
【理由1】異常なレベルの計算コストとIPO(上場)に向けた「大人の事情」
AIに文章を書かせたり絵を描かせたりするのに比べて、「動画」を作らせるのには、超高性能なコンピューターのパワーと莫大な電気代が必要です。
実はSoraを動かし続けるために、1日あたり約1,500万ドル(日本円で20億円以上)もの維持費がかかっていたと言われています。
OpenAIは近い将来、会社を「株式上場(投資家から広くお金を集めること)」してきちんとした企業として見られたいため、これ以上の赤字の垂れ流しをストップし、お金の節約をする必要がありました
【理由2】ライバルに勝つため?謎の次世代モデル「Spud」へのリソース全振り
最近、Anthropic社の「Claude」がプログラミングや業務効率化で大活躍していますよね(私も先日、Claudeに関する記事を書いたばかりです)。OpenAI社内でも、「Soraが貴重な計算リソースを無駄遣いしている」という不満が出ていたそうです。
そんな中、OpenAIはすでに 「Spud」と呼ばれる強力な次世代AIモデル のプレトレーニングを完了したという情報があります。ライバル企業との競争を勝ち抜くために、企業向けの生産性ツールや、この「Spud」の開発・運用に計算資源(GPUなど)を全振りしたかったというのが、Soraを終了させた大きな理由の一つだと思います。
【理由3】日本政府も激怒?著作権やディープフェイクなどの「法的リスク」の限界
そして忘れてはいけないのが、法的なリスクです。Sora 2のリリース以降、日本のアニメなどに酷似した映像が簡単に作れてしまう状態になり、日本政府(クールジャパン・知的財産戦略担当大臣)からも著作権侵害の是正要請を受けていました。
さらに、OpenAIは昨年ディズニーとの間で、キャラクターをSoraで使えるようにする10億ドル規模の提携契約を結んでいましたが、今回の終了に伴いディズニー側から提携を白紙撤回されてしまいました。既存の知的財産(IP)の無断利用や、著名人のディープフェイク動画など、訴訟リスクや安全性の問題に対処しきれなくなったのではないかと憶測しています。
【理由4】Sora 2自体のシステム的な限界(バグの頻発)
実はSora 2では、「動画生成が99%のところでフリーズして完了しない」といったバグが頻発していたというユーザー報告が相次いでいました。動画という複雑な3Dの物理法則をシミュレーションし続けることは技術的なハードルが極めて高く、一般ユーザー向けに安定してサービスを提供し続けるのが困難になっていたのかもしれません。
まとめ:Soraの技術は無駄にならない?
以上が、私が独自に調べた「Sora終了の本当の理由」です。(憶測)
ただ、OpenAIも動画生成技術を完全に捨てるわけではないようです。Soraの研究で得た「現実世界の物理法則」のデータは、今後ロボティクス(ロボット工学)の発展や物理世界のシミュレーションに活かされていくとのこと。
Soraが終わってしまったのは残念ですが、私たち一般ユーザーとしては、ブログ運営や日々の作業を助けてくれる他のAI(私が最近使っているNano Banana 2やClaudeなど)を、引き続きガンガン活用していきましょう!