Hugo×Cloudflare Pages移行後、検索流入はどう変わった?実データで見るブログ改善記録

2026年5月11日

Hugo×Cloudflare Pages移行後、検索流入はどう変わった?実データで見るブログ改善記録

こんにちは、てつです。

以前、私はBloggerからHugo×Cloudflare Pagesへブログを移行した話を書きました。

https://tetsu-blog.net/posts/blogger-not-indexed-escape/

移行理由はいろいろありますが、いちばん大きかったのは 「Blogger時代に記事がなかなか検索に出てこなかったこと」 です。

記事を書いても、Google Search Consoleでは「検出 - インデックス未登録」のような状態が続く。Google純正のBloggerを使っているのに、Google検索にうまく認識されない。この状況がかなりしんどくて、思い切ってブログ環境そのものを作り替えました。

では、Hugo×Cloudflare Pagesへ移行したあと、検索流入やブログ運営は本当に改善したのか。

正直に言うと、現時点では「改善した!」と気持ちよく言える状態ではありません。

むしろ、Google Search Console上では 2026年4月10日以降、インデックス登録されている記事がどんどん減っていく という問題が起きています。

移行直後は、特に大きな問題はありませんでした。むしろ、2026年4月10日以前はBlogger時代よりも好調でした。

ところが途中から状況が変わり、現在はメインページのみが登録されている状態になっています。

原因は、まだ分かっていません。

今回は、成功談ではなく、手元のブログデータと運用状況をもとにした 検索流入改善の途中経過 として記録しておきます。

まず結論:4月10日以前はBloggerより好調、そこから急に悪化した

最初に結論から言うと、Hugo×Cloudflare Pagesに移行して、ブログの管理環境はかなり良くなりました。

記事はMarkdownで管理できるようになり、Hugoで静的HTMLとして出力され、Cloudflare Pagesで配信できています。サイトマップやrobots.txtも自分で確認できるようになりました。

しかも、移行直後はSearch Console上でも大きな問題は出ていませんでした。

むしろ2026年4月10日以前は、Blogger時代よりも検索面では好調でした。Blogger時代に悩んでいた「記事が検索に出てこない」状態から、一度は抜け出せたように見えていました。

問題が目立ち始めたのは、2026年4月10日以降です。

そこから、インデックス登録されている記事が少しずつ減っていき、現在はメインページのみが登録されている状態になりました。

つまり、今回の問題は「Hugoに移行した瞬間からダメだった」という単純な話ではありません。

4月10日以前はBloggerより好調だったのに、ある時点から登録記事が減り始めた というのが重要なポイントです。

Blogger時代は、記事を書いても「そもそもGoogleに認識されているのか?」という不安が常にありました。移行後は、サイトマップ、robots.txt、固定URL、静的HTML、独自ドメインという基本部分を自分で確認できるようになり、少なくとも「何が起きているのかわからない」という状態からは抜け出せました。

ただ、「確認できるようになったこと」と「検索に強くなったこと」は別問題です。

検索流入は、記事の品質、テーマ、競合、ドメイン評価、更新頻度など、いろいろな要素で決まります。だから、移行しただけで魔法のように伸びるわけではありません。

そして今の私のブログでは、改善作業に時間を取られた結果、記事の更新頻度も落ちています。検索エンジンから見れば、サイト構造の変更、URLやドメイン周りの変化、更新頻度の低下が同時に起きている状態です。

ここを一つずつ切り分けないと、なぜ4月10日以降にインデックス登録が減り始めたのか判断できません。

現在のブログ側データ

まず、今の「てつblog」の状態を、手元のリポジトリから確認できる範囲で整理します。

項目 現在の状態
投稿Markdownファイル数 59本(本記事追加前)
2026年3月〜5月の記事数 24本
Hugoビルド時のPages数 101ページ
Static files 322件
Hugoビルド時間 約1.366秒
baseURL https://tetsu-blog.net/
robots.txt 有効
sitemap出力 有効

これは、この記事を追加する直前にローカル環境で確認した数字です。

特に大きいのは、記事数そのものよりも、記事を更新したらHugoで一気に静的HTMLとして出力されること です。WordPressのようにアクセス時にページを組み立てるのではなく、あらかじめ完成したHTMLをCloudflare Pagesに置いておく形なので、表示が速く、構造もシンプルになります。

Googleの公式ドキュメントでも、検索においてはクロールされやすいURL、サイトマップ、ページ内容の理解しやすさが重要とされています。Hugoにしたことで、少なくともそのあたりの管理はかなり見通しが良くなりました。

Blogger時代にきつかったこと

Blogger時代に一番つらかったのは、原因が見えにくいことでした。

もちろん、Blogger自体が悪いサービスという話ではありません。無料で使えて、管理も楽で、Googleアカウントだけで始められるのは大きなメリットです。

ただ、私の運用では次のような不満がありました。

  • Search Consoleに登録しても、記事がなかなか検索に出てこない
  • URL構造やサイト全体の出力を細かく制御しにくい
  • 表示速度や細かいデザイン調整に限界を感じる
  • 記事データを自分の手元で管理している感覚が薄い

特に「記事データを自分で持っている感覚が薄い」というのは、あとから効いてきます。

Hugoに移行した今は、記事はMarkdownファイルとして手元にあります。画像もフォルダで管理できます。URLも hugo.toml の設定を見れば確認できます。サイトマップもHugoが出力します。

地味ですが、ブラックボックス感がかなり減りました。

今起きている問題:4月10日以降、登録記事が減り続けた


現在いちばん気になっているのは、Search Console上での見え方です。

移行前は「Bloggerの記事がなかなかインデックスされない」という悩みがありました。

Hugo×Cloudflare Pagesへ移行した直後は、この問題が改善したように見えていました。少なくとも、移行直後にいきなり全滅したわけではありません。

むしろ2026年4月10日以前は、Blogger時代よりも好調でした。

ところが、2026年4月10日以降、Search Console上でインデックス登録されている記事がどんどん減少していきました。

そして現在は、メインページのみが登録されている状態です。

これはかなり厳しい状況です。

記事を書いても、過去記事を改善しても、Google側に記事ページとして登録されなければ検索流入は発生しません。タイトルや本文を直す以前に、まずGoogleが記事URLをインデックス対象として扱ってくれているのかを確認しないといけません。

この時点で「Hugoにしたのにダメだった」と決めつけるのは早いです。

ただし、原因はまだ不明です。

今は、次のような複数の要因が同時に絡んでいる可能性があります。

  • BloggerからHugoへ移行したことによるサイト構造の変化
  • .pages.dev から独自ドメイン tetsu-blog.net への切り替え
  • 旧URLと新URLの評価の引き継ぎ問題
  • Search Console側で見ているプロパティの違い
  • sitemap.xmlやrobots.txtの認識タイミング
  • 2026年4月10日前後に発生した設定変更やデプロイ内容
  • 改善作業に時間を取られたことによる更新頻度低下
  • 記事公開日や予約投稿まわりの扱い
  • 内部リンクやカテゴリ構造の変化

特に独自ドメイン周りは注意が必要です。

以前の記事では .pages.dev のURLにも触れていましたが、現在の hugo.toml では baseURL = "https://tetsu-blog.net/" になっています。検索エンジンから見ると、URLが変わったサイトとして扱われる可能性があります。

ただ、今回ややこしいのは、移行直後ではなく 4月10日以降に減少が始まった ことです。

そのため、単純に「移行したから落ちた」と断定するのではなく、4月10日前後に何が変わったのかを確認する必要があります。

時系列で整理する

今回の問題は、時系列で見るとかなり印象が変わります。

時期 状況
Blogger時代 記事がなかなかインデックスされない悩みがあった
Hugo×Cloudflare Pages移行直後〜2026年4月10日以前 Blogger時代よりも好調だった
2026年4月10日以降 インデックス登録済みの記事が減少し始めた
現在 メインページのみが登録されている状態

この流れを見る限り、少なくとも「Hugoにしたこと」だけが直接原因とは言い切れません。

もちろん、Hugo移行によるURL構造の変化、独自ドメイン設定、サイトマップ、内部リンク、リダイレクトなどが関係している可能性はあります。

ただ、4月10日以前はBlogger時代より好調だった以上、4月10日前後の変化を中心に見たほうがよさそうです。

ここで確認したいのは、次のような点です。

  • 4月10日前後にCloudflare Pages側の設定を変えたか
  • baseURL や独自ドメイン設定を変えたか
  • _redirects や _worker.js に変更があったか
  • sitemap.xmlのURLが変わったか
  • robots.txtの出力内容が変わったか
  • 記事URLの正規URLが変わったか
  • Search Consoleで見ているプロパティを切り替えたか

現時点では、どれが原因かは分かっていません。

だからこそ、この記事では「原因判明」ではなく「原因切り分け中」として記録しています。

原因切り分けで見るべきポイント

検索流入の改善を見るとき、私は単純なクリック数だけを見ないほうがいいと思っています。

個人ブログの場合、検索流入は記事テーマによって大きくブレます。AIニュース系の記事は一時的に伸びやすい一方で、ブログ運営やツール解説系の記事はじわじわ読まれることが多いです。

なので、今は「伸びたかどうか」ではなく、まず次の順番で原因を切り分けるのが現実的です。

  1. 4月10日前後に何を変更したか
  2. インデックス登録済みページがいつから減り始めたか
  3. 除外されているURLの理由は何か
  4. sitemap.xmlが正しいURLで送信されているか
  5. Search Consoleのプロパティが tetsu-blog.net 側を見ているか
  6. 旧URLから新URLへ自然にたどれるか
  7. メインページ以外の記事URLをURL検査すると何が出るか
  8. Googleが選択した正規URLが意図通りか

クリック数だけを見ると、どうしても一喜一憂します。

でも、まず大事なのは「Googleが記事を見つけているか」です。現在のようにメインページのみ登録されている状態なら、タイトル改善より先にクロール、インデックス、URL正規化、サイトマップを疑うべきです。

Blogger時代の私にとっては、この「土俵に乗る」までが遠かったんです。

そして今も、まさにその土俵に戻すための確認をしている最中です。

移行後に効いたと感じるポイント

Hugo×Cloudflare Pagesにして、検索面で効いたと感じるのは次の3つです。

1. 静的HTMLで構造がシンプルになった

Hugoは記事を静的HTMLとして出力します。

つまり、検索エンジンがページを見に来たとき、基本的には完成済みのHTMLをそのまま読めます。JavaScriptで後から中身を描画するような複雑な構造ではないため、個人ブログにはかなり相性がいいです。

もちろん、静的サイトだから必ず上位表示されるわけではありません。

ただ、少なくとも「クロールしづらい作りになっていないか?」という不安は減りました。

2. サイトマップとrobots.txtを自分で確認できる

現在の hugo.toml では、robots.txtを有効にし、ホーム出力にsitemapも含めています。

こういう設定を自分で確認できるのは大きいです。

ブログ運営で怖いのは、記事の中身以前に、そもそも検索エンジンに見つけてもらえないことです。サイトマップを出し、robots.txtを確認し、Search Consoleに送る。この基本動作を自分の手でチェックできるようになっただけでも、移行した意味はありました。

3. 記事改善がしやすくなった

Hugoにしてからは、記事がMarkdownファイルとして残っています。

そのため、過去記事のタイトル修正、説明文の追加、内部リンクの追記、カテゴリ整理がかなりやりやすくなりました。

たとえば、この記事も過去の移行記事とつなげることで、ブログ運営カテゴリ内の回遊を作れます。

  • BloggerからHugoへ移行した記録
  • Hugoの仕組みを解説した記事
  • NotebookLMでネタ出しする記事
  • 今回の検索流入振り返り記事

こうやって関連記事をつなげていくと、単発の記事ではなく「ブログ運営の実録シリーズ」として読んでもらいやすくなります。

逆に、移行だけでは解決しないこと

ここは正直に書いておきたいのですが、Hugo×Cloudflare Pagesへ移行したからといって、検索流入が自動で増えるわけではありません。

移行で改善できるのは、あくまで土台です。

さらに、今回のように改善作業へ時間を使いすぎると、記事更新が止まるという副作用もあります。

ブログはシステムを直しているだけでは育ちません。Search Consoleの原因切り分け、Hugo設定の確認、画像や内部リンクの整理をしている間、新しい記事を書く時間は確実に減ります。

実際、私も改善作業に時間を取られて、更新頻度が落ちています。

これは検索面でもよくありません。もちろん、低品質な記事を量産するよりは、土台を直すほうが大事な場面もあります。ただ、改善作業だけに偏ると、ブログ本来の「新しい記事を積み上げる力」が弱くなります。

検索で読まれるには、結局のところ次の要素が必要です。

  • 読者が検索するテーマを選ぶ
  • タイトルで検索意図に答える
  • 記事の冒頭で悩みを明確にする
  • 体験談だけでなく、再現できる手順を書く
  • 公式情報や一次情報を入れる
  • 関連記事への内部リンクを整える

このあたりは、BloggerでもHugoでも変わりません。

むしろHugoは自由度が高いぶん、全部自分で考える必要があります。SEOプラグインが自動で面倒を見てくれるわけではありません。便利な反面、放置するとただの速い空き家になります。

今後やるべき改善

今後、検索流入をさらに伸ばす前に、まずは2026年4月10日以降にインデックス登録記事が減少した原因を切り分ける必要があります。

まず見るべきなのは、表示回数が出ているのにクリックされていない記事ではありません。

その前に、Googleが今どのURLを見ていて、どのURLを除外していて、どのURLを正規URLとして扱っているのかを確認する必要があります。特に、メインページ以外の記事URLがなぜ登録されなくなったのかを見ないといけません。

ここが曖昧なままタイトルや本文だけ直しても、原因に届かない可能性があります。

個人的には、次の順番で確認していくつもりです。

  • 4月10日前後の設定変更・デプロイ履歴を確認する
  • Search Consoleで除外URLと理由を確認する
  • sitemap.xmlが https://tetsu-blog.net/ のURLで送信されているか確認する
  • .pages.dev 側と独自ドメイン側で評価が分散していないか確認する
  • robots.txtでクロールを邪魔していないか確認する
  • メインページ以外の記事URLをURL検査し、Googleが認識している正規URLを確認する
  • 旧記事から新記事への内部リンクを整理する
  • Search Consoleの数字が戻るまで、改善作業と新規記事更新のバランスを取る
  • 表示回数が戻ってきた段階で、タイトルや説明文を改善する

こうして見ると、移行はゴールではなくスタートですね。

まとめ:Hugo移行は成功談ではなく、まだ原因切り分け中

BloggerからHugo×Cloudflare Pagesへ移行して、ブログの管理環境はかなり良くなりました。

記事をMarkdownで管理できる。Hugoで静的HTMLを出力できる。Cloudflare Pagesで配信できる。サイトマップやrobots.txtも自分で確認できる。

この土台は、Blogger時代よりかなり扱いやすいです。

ただし、検索面ではまだ成功とは言えません。

むしろ現在は、2026年4月10日以降にインデックス登録記事が減り続け、メインページのみが登録されている原因を切り分けている最中です。

現在のてつblogは、本記事追加前の時点で59本の記事をMarkdownで管理し、Hugoで101ページの静的サイトとして出力し、Cloudflare Pagesで配信しています。ビルド時間も約1.366秒で、個人ブログとしてはかなり軽快です。

一方で、改善作業に時間を取られて更新頻度が落ちているのも事実です。

HugoとCloudflare Pagesは、あくまで速くて扱いやすい土台です。その土台を整えることは大事ですが、ブログは記事を書いてこそ育ちます。

今後は、Search Consoleの原因切り分けを続けつつ、改善作業に偏りすぎないように、新規記事の更新ペースも戻していきたいです。

今回の記事は、華やかな成功報告ではありません。

でも、個人ブログの運営はたぶんこういう地味な確認作業の連続です。Blogger時代より好調になったと思ったら、途中からインデックス登録が減る。原因を調べる。設定を見直す。記事更新が遅れる。それでもまた書く。

この過程も含めて、Hugo移行後のリアルな記録として残しておきます。

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